コスタ・ファシノーザ号は右手に小さな灯台をみながら黎明のロドス島に静かに接岸した

ギリシャの観光案内を見るとギリシャ神話を抜きにしては説明をしてくれないが

ここでは神話は抜きにして、ここに立って感じる中世の遺産を鑑賞したい



























トルコに最も近い島でトルコまでの距離は約１０キロしかないのですぐそこに見える

１９０８年の独立まで４００年間もの間オスマントルコの支配下にあり、その後はまたイタリアの支配を受け

第２次大戦中は英国軍政下に置かれ、この島がギリシャに返還されたのは１９４７年である

ロドス旧市街全体が世界遺産に登録されており、ここは十字軍の聖ヨハネ騎士団長の宮殿であった

騎士団の歴史を紐解くとヨーロッパの貴族騎士団と異なり、苦渋に満ちた歴史のようだ

そういう運命の歴史を思い浮かべながらその足跡を辿り偲ぶのもまた興味深いものがある














セント・ニコラス要塞





































































スミス山の古代遺跡”アポロン神殿跡”








２枚の写真はジプシーの幼い少女に芸を仕込んだプロの物乞いである
バスの窓から小さい子供を道端に立たせた物乞いも散見した
胸が痛くなる思いでわずかながら喜捨をした














スレイマン・モスク



















騎士団長の宮殿「エレフテリアス門」









騎士団長の居室













宮殿中庭
















フランス人騎士団の住居跡
今でもフランス国旗が立てられている



































旧城壁は商店として生き残っている

人口 ８７，０００人














































































































僅か人口 ８７.０００人のこの小さな港に１０万トン級の客船が同時に数隻接岸出来る！！！















　　 クロアチア