２０１５年１０月２５日撮影

昨年の蘆花祭りは静かな雰囲気の中で旧居宅の梅花書院でカルテットの弦楽四重奏を聴き、著名な歴史学者の講演を聴いた。

蘆花夫妻が眠る墓所の前に２個張られたテント（ひとつは蘆花の紹介、ひとつは熊本の紹介）でお土産に菊池産の日本酒をい
ただいて帰った。

今年は芦花公園の入り口に足を踏み入れた途端、喧噪と埋め尽くされた人混みに圧倒されてしまった。

蘆花が「みみずのたわごと」で紹介して いる八幡神社の手前から旧居宅に至る坂道の広場を人々は埋め尽くし、二ケ所に設

けられた舞台では次々とプログロムに沿ってアトラクションが繰り広げられている。

治安維持の消防団も出動し、坂の広場両脇には屋台のテントが立ち並び、公園の一角に設けられているドッグランの周辺には

古着を売るボロ市が並んでいる。坂を上がっていくと蘆花に縁があることから遠くは熊本からと群馬伊香保からの出店も見える。

変わり種では「選挙啓蒙」のブースがあり現在の烏山を象徴するように「オウム反対」の幟もみえる。

　この情景を蘆花はどうみてくれるのだろうか？　文学者らしく昨年までの蘆花忌のように静かな雰囲気を喜んでくれるのだろうか?

今年のように華やかな賑やかな商業ベースに彩られた情景を喜んでくれるのだろうか？と思いを巡らせながら家路に就いた。

烏山中学校　吹奏楽部の演奏


佼成学園女子中学・高校　書道部の「書道パフォーマンス」

















蘆花ゆかりの「伊香保」からの物産品ブースがあった

熊本からの物産品ブースもあったが私が到着した時間にはすべて売り切れだった


くまもん登場

熊本県宣伝部長のくまもん登場でステージは盛り上がった






群馬のユルキャラ君（名前？）と熊本の「くまもん」を迎える烏山のユルキャラ「からぴょん」君