カイルア・コナの街から南へブーゲンビリアに挟まれるような海岸の路アリイドライヴを８マイルほど走るとシェラトンホテルの近くに小さな港「ケアホウベイ」があります。

ここはカメハメハ三世の生誕地で、ハワイ島を一周するハイウエイから入る道路はカメハメハロードと名づけられています。
私は、このケアホウはハワイ諸島の中でもっとも素晴らしいサンセットが観られる場所だと確信しています。

コナはハワイ諸島の中でもっとも気象条件に恵まれています。コナウインと呼ばれるコナ独特の風は、４２００㍍のマウナ・ケアから吹きおろす風、
すぐ近くには２５００㍍のファラライ山から吹きおろす風がコナコーヒーを育てており、海岸地帯は日中の降雨が極めて少ないので湿度が低いのです。

一般の観光客にはまり知られていない小さな港ですが、カメラ愛好家には是非お勧めしたいポイントです。

加えて紹介すると、真夏の宵はアリイドライヴの両側には巨大な「月下美人」（ナイトブルーミング）が純白の花を咲かせます。
１５年間のショットのなかからピックアップしてアップロードします。