天安門事件前の中国には度々訪れた。中国文学者で著名な守屋洋さんのコージネーターで三国志の戦跡を辿る旅にも参加して、往時の

洛陽から諸葛孔明が前線基地とした漢中、孔明の終焉の地、五丈原にも足を運んだ。また、仕事の関係で絹糸の産地、工場も度々訪ねた。

それらのアルバムもいずれ公開する機会があるかもしれないが、今回は２００２年のフォートアルバムから・・・・・・・・・・

漓 江 下 り

ただ、一度は訪ねてみたいと思いながら、近くだから何時でも行ける！というおもいからか訪ねる機会を失っていたが、

急遽思い立って２００２年１１月家内と二人でふらりと出かけてみた。

上海、蘇州と、そして目的の桂林漓江下りが実現した。

桂林の街から陽朔まで８３キロの船旅である。

漓江の両岸にそそり立つ奇形の山々は、海底だった石灰質の地面が地殻変動で隆起し

その後雨水によって侵食されて造りだされた素晴らしい造形である

まさに山水画の世界だ！

しばらく奇形奇岩の絶景を堪能していただこう

少数民族を保護する地域「桃源郷」（漓江流域）












客を待つイカダ水上タクシー












桂 林 公 園













　上　海　　外 灘 界（バンド)

このすぐ近くにデイック・ミネ主演の映画「夜霧のブルース」の主題歌に出てくる「ガーデン・ブリッジ」がある

初めて上海を訪れたときは雨の中をまっすぐ映画の舞台を見に来たものだ

今は高速道路に跨れて当時の見る影もないが・・・・・・




蘇　州














我が年代には渡辺はま子の「蘇州夜曲」をすぐ想像してしまうロマンチックな街、運河の街

運河は昔日のまま変わることはなく、運河に架る数多くの石橋も変わらぬたたずまいではあるが

艪で漕ぐロマンチックな風情はなく、モーターを呻らせて観光客を運ぶ