ついに齢い88歳米寿を迎えた！

　　　　　　　　　　　　　　　難病CIDPを患って手足の自由を奪われ趣味のゴルフを諦めてから、残された楽しみは、なんとか動かせる
手で撮るカメラと車椅子で動ける範囲の旅だ。

　　　　　　　　　　　　　　　同じ考え方を共有する妻との会話は、「米寿記念には二人で旅行しようね！」だった。

　　　　　　　　　　　　　　　ゴルフを諦める証しにホームコースの会員権を手放したとき、この金はその旅行の為にとっておこうね・・と
言って途預金をしてくれた。

　　　　　　　　　　　　　　　その旅は何処にしようか？と二人でお茶の度に話題にした。

　　　　　　　　　　初めて二人で海外を旅したとき、旅の途中で目的地を変えてしまって行きそびれたメキシコそうだ！カンクーンでのんびりしようか？

それともクルージングでまだ行っていないヨロッパのライン川下りもいいな！

愈々、その年を迎えてしまった！　

やはり遠い長い旅は無理だろうな？という会話に変わってきた。妻は、数年前に北海道をドライヴ横断したように、
私が行った事が無い九州周遊にしようか

と9月の秋風が爽やかな頃に行こう・・と、空の便、周遊コースを定めてホテル、レンタカーを予約、旅の終わりには、熊本の故郷で墓参し、

市内の日航ホテルで「きょうだい会」を開き、そうだ！

その席には知事も来ていただこう！まだ生き残りの友人達にも声を掛けてみよう！と心が躍った！
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ところが、春が過ぎた頃から疫病コロナウイルスの蔓延によって、その夢はすべて破壊尽された。

　かろうじて娘が住む福岡へ来ないか？との誘いと、連休には娘が子供たちを置いて熊本でのシンポジュームに参加する
というので、留守番を兼ねて糸島へと誘われた。メキシコか？ライン川が糸島に衣替えされたされた瞬間だった。




























愛宕山より博多湾の福岡タワーを望む














































福岡タワーの夜明け



















































福岡タワー展望
















































二見が浦　夫婦岩