シェラトン・コナ・リゾート

４０年を遡る懐かしい想い出が詰まったホテルです。当時は毎年必ず一度は訪れました。
仕事を忘れてリフレッシュしたいと選んだのがハワイ島のコナ、気候条件も含めてビジネス社会と隔離され、

ハワイの自然が包んでくれる場所、それがこのケアホウでした。カイルア・コナの町から８マイルほど南、
カメハメハ三世生誕の地の湾を挟んだ対岸の断崖に建つ６階建てコナ・サーフ・リゾートホテルは、日本企業「大高組」の経営で、

３６ホールのゴルフコースがあり、特にマウンテンコースは素晴らしい眺望で大好きなコースでした。当時は海水をポンプで汲み上げて
使用しているプールがあり、娘のアトピーはこのプールで治癒しました。

最上階の広～いバルコニーから断崖の海に釣り糸を投げて釣りを楽しんだこともありました。

いろんな想い出があります。UCCの上島初代社長とホテルロビーでお会いしたとき、「コーヒー農園の買いに来たよ」と言われたとき、
私も会社のコンドミニアムを買いに出掛けるところでした。その後、UCC農園を育て上げながら、世界を飛び廻っていたのが、

現在「コーヒハンター」として著名なSr,ホセ川島さんです。数年間は住いもお隣り同士でした。一人娘が可愛かったな！
シーサイドコースの４番ホール横にはヘリポートがあり、オーナーはホノルルから直接飛ばれていたようです。

残念ながらホテルは１０年ほど前に閉鎖になり、暫くの間休館となっていましたが、４年前にシェラトンが買収リニュアルして
再オープンとなりました。ただ残念なのは大好きだったマウンテンコースが廃止になったことです。

今回は妻と二人で想い出を辿りながら静かに過ごしました。

 

ケアホウベイ

左　シェラトン・コナ・リゾート　右　カメハメハ三世生誕地














































おもてなし

このホテルでよく食事はしたけれど、宿泊はほんとに久しぶりでした。
再オープンした４年前はシェラトンというのはこんなにそっけない経営だったのかな？と

首をかしげる接客態度だったので敬遠していたのですが、今回はフロントのチェックインで
私がハンディキャップだと知るや、プールサイドの部屋にグレードアップしてくれました。
バスルームにも私用の椅子を直ちに用意してくれました。

４０年前の定宿の温かさを感じる瞬間でした。
プールサイドでのんびりとのんびりと過ごすことができましたが、日に数回冷たい水、完熟パイン

アイスキャンデーを無料で全員に、しかも無制限に配ってくれました。
4年の期間にスタッフも揃えてホスピタリティな空間を創りあげていました。

















































４０年前から今も尚巨大な「マンタ」がやってくる



このボートの周囲には、沢山のダイバー達が潜っているのです













ハワイの花